卵型 (オーバル) 断面弁ばねは、弊社が国内、世界初で実用化を図りました。
通常の弁ばね (圧縮コイルばね) は円形 (Circle) の断面を有していますが、これを卵型 (Oval) 断面にすることで様々なメリットを生み出しています。
密着高さを低くできるので、ばねのストロークを大きくとれます。取付け高さを低くし、相手寸法を小さくすることができるため、部品の省スペース化や軽量化を図ることができます。
相手寸法、取付け高さを変えずに荷重を高めること、または応力を低くすることができます。
このため、通常の丸線 (円形断面)では実現できないような仕様のばねを設計することもできるようになりました。